THE FOCUS
(2013/video/25min)

The Focus is loosely inspired by Nathaniel Hawthorne’s novella, The Earth’s Holocaust, in which two men converse while watching an enormous bonfire consume the sum total of mankind’s cultural production. Like Inaudible Footsteps, The Focus is constructed almost solely out of re-photographed images taken from old photo-books - all of which share a certain iconic and mytho-poetic quality. Hayama intercuts these images - representing volcanoes, mountain-ranges, and nomadic peoples amongst others - with flashes of solid color and textual intertitles penned by the artist herself. Hayama has described The Focus as a meditation on the ceaseless pursuit (and self-generation) of meaning which characterizes the phenomenon of human consciousness.


THE FOCUS
(2013年/ビデオ/25分)

映画 THE FOCUSは、火山、遊牧民の文化、戦争、山などの古い図鑑から収集された画像、テキスト及びそれらの間に挿入される単色の画面で構成される。ナサニエル・ホーソーンの短編小説「地球の大燔祭」に対する一つの解釈としてこの小説を背景とし、映画は、人間が創り出したもの全てを燃やす大かがり火と、2人の人物の話し合いの中で進行する。度々挿入されるテキストは小説からの抜粋ではなく、小説の与える印象から生み出されたテキストである。小説の結末と同様に、映画 THE FOCUSは主題である「如何なる環境にあっても人の精神が繰り返す止め処ない再構成の性質」について言及する。映画の技術的な面でこの映画は、全ての静止画像(紙)を35mmフィルムに再撮影した後、自家現像したそのフィルムを更にデジタルスキャンしており、その行程はフィルムに歴史的な不確定さの層を与えている。また、サウンドトラックは終始一貫して普遍に鳴り続ける。これは同一の鍵盤を押し続けた音であるが、聴いていると、耳の聴こうとする意識の変化により、この音も様々に変化して聴こえることに気が付かされる。